【約束を忘れずに】
申命記5章28~33節

              教育週間合同礼拝メッセージ      
  出エジプトをしたみんなは、荒れ野で40年間さまよい、ようやく「約束の地」に近づくことが出来ました。神さまによって特別な役割が与えられたモーセさんがみんなに語りました。120歳で、おじいちゃんのはずですが、聖書(申命記34章)では、若者、青年のように力強くみんなに語りました。

 モーセさん以外で、神さまのお導きで、出エジプトを体験した人たちは、みんなこの世の旅を終え、次の世代もおじいちゃん、おばあちゃんで、モーセさんのお話し、メッセージを聞いたのは、若い人たちであったと思います。申命記5章には「十戒」(出エジプト記20章)が再び語られます。

 この契約(約束)は神さまが、イスラエルの民に約束されたもので、この約束を守るものには「祝福」が与えられ、約束を破るものは「呪われる」と書かれています。

 私たちが神さまと繋がるためには、この戒め(約束)を果たすことを神さまは望まれています。

 今日は教育週間としてこの礼拝が献げられています。この約束は、親から子へ子から孫へと語り、伝えられています。そして今なお伝え継がれています。その中心が5章1~22節までに語られています。共に生きるために私たちもこの神との契約を忘れずに語り継ぎましょう。

 これは安っぽい道徳ではありません。人と人が結ばれるための土台です。その土台はイエス様が語られた譬えのように、岩の上に建てられた家(マタイ7章24~27節)で丈夫です。不変です。この言葉は受け継がれていかねばならないものです。

 今<ののはな>に繋がる子どもたちを覚えて祈って下さい。黎明保育園・学童クラブの子どもたちが<ののはな>に繋がり、教会のメッセージを受け入れることを願っています。そのためにも祈ってほしい。

 ともに歩むため、ともに生きるための「原点」はイエスさまにつながることです。この与えられた約束を忘れずに歩みたいと思います。お祈りをします。