2010/3月
2月
1月











<ののはな>・・・
教会学校の名前<ののはな>の由来。

ルカによる福音書12章12節〜29節のイエス様の言葉からとりました
 







































ののはなだより 3月号 

イースターを心からお祝いするために

   今年の2月17日から4月3日まで、毎日10円を貯金すると、いくらになりますか?わかるお友だちはいますか。答えは460円です。<ののはな>に来ているお友だちがみんなで「貯金箱」に貯金をしたら合計はいくらになりますか。大きなお友だちは計算してみて下さい。5人だと2300円、10人だと4600円、15人だと6900円、20人だと9200円にもなります。これだけたくさんのお金が貯まります。
  教会の
(こよみ)では、この期間をレント「四旬節(しじゅんせつ)」と言います。イエスさまが、私たちの罪のため、十字架にかかって下さったことを心に留めるだけではなく、今尚、世界中の苦しみの中にある人たちを思う時として守られてきました。昔の人たちは、この期間、週に二日間「断食」をしたり、ある人たちは、ご馳走を食べなかったり、おやつを食べなかったりして、そのお金を神さまに献げました。これを「克己献金(こっきけんきん)」と言います。
  わずか10円でも、みんなが協力すれば大きなお金を神さまに献げることが出来るのです。
  先月の27日にマグニチュード8.8の
大地震が、南米のチリを襲いました。過去100年で最大級の地震です。この地震と津波(つなみ)で800人以上の人が命を落としました。また、1月12日ハイチで起きた大地震では、23万人が命を失いました。この両方の大地震で、家を失い、路上での生活を余儀なくされている人たちの数は数えきれません。このような大地震にあったハイチやチリの人たちに、もし一日10円ずつ貯めて、世界中の人たちが送れば数え切れないくらいの「支援金(しえんきん)」を送ることが出来るのです。ひとり一人が出来ることはわずかでも、みんなで助け合えば大きなことが出来るのです。

 イエスさまは言われます。『
隣人(りんじん)を自分のように愛しなさい』(マルコ12・31)愛するとは、大切にすると言うことです。少しむずかしい表現で言えば、自分が同じような境遇(きょうぐう)になったら…と想像力を巡らすと言うことです。

 レントは、このように大切に守らねばなりません。そして、4月4日のイースターには、みんなでイエスさまの復活を心からお祝いしましょう。
 
 <ののはな>では、4月4日の日曜日は、9時に教会に集まって、みんなで朝食会をします。そして、大人の人たちといっしょにイースター礼拝を献げます。礼拝後には、祝会をします。このようにみんなでイースターを心からお祝いしましょう。



   
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ののはなだより 2月号        
               ペトロさんのお話 
            
 イエスさまには、12人のお弟子さんがいました。12人のお弟子さんたちの名前を言えるお友だちはいますか? 全員は言えなくても、ペトロさんっていうお弟子さんがいたことは、みんなも知っていると思います。
 ペトロさんは、ガリラヤの
漁師(りょうし)さんでした。イエスさまはペトロさんたちに言われました。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」ペトロさんとアンデレさんは、すぐに(あみ)を捨ててイエスさまに従いました。
 
 イエスさまは、神さまのひとり子として、困っている人、病気で苦しんでいる人、みんなからいじめられている人たちに神さまのことばを伝えるだけではなく、そのような人を助けて下さいました。そんなことが、ペトロさんを入れて12人のお弟子さんたちは、とっても、とっても大好きでした。 
 ある時、イエスさまはペトロさんたちに言われました。「あなたがたは皆わたしにつまずく。わたしは
羊飼(ひつじかい)を打つ。すると、羊は散ってしまう」このように言われたイエスさまに対してペトロさんは、「たとえ、みんながつまづいても、わたしはつまづきません」「たとえ、ご一緒に死なねばならなくなっても、あなたのことを知らないなどとは決して申しません」
 ペトロさんたちはイエスさまにこのような「約束」をしました。みんなも約束をしたら、その約束は守らねばならないことを知ってるよね。ペトロさんたちもその事をしていました。けれども、イエスさまを見捨てて、「そんな人は知らない。」と言ってしまいました。その結果、イエスさまは男のお弟子さんたちに裏切られて、十字架に架けられてしまったのです。
 
 イエスさまを裏切ってしまったペトロさんたちの所に復活したイエスさまがあらわれました。ある時、イエスさまはペトロさんに言われました。「ヨハネの子シモン、この人たち以上にわたしを愛するか」このような質問を三度されたイエスさまは、最後に「わたしの羊を飼いなさい。」と言われました。
 イエスさまは、ペトロさんが
約束(やくそく)を破ってしまったことをお()めにはなりませんでした。そればかりか、ペトロさんを(ゆる)してあげました。
 
 今年は、2月21日より、レント
四旬節(しじゅんせつ)に入ります。復活の(ふっかつ)イエスさまをお祝いする4月4日のイースターまで、私たちはイエスさまが私たちの(つみ)を赦して下さったことを覚えてこのレントを過ごします。みんなで、このレントを大切に守り、イエスさまの復活を心よりお祝いしましょうね。
  







ののはなだより (1月号)

         あなたのプレゼントは何ですか?                 
 明けましておめでとうございます。みんなはもうクリスマスは終わっていると思っているかもわかりませんが、1月6日迄は、クリスマスです。だからクリスマスカ−ドには、メリークリスマス&ハッピーニューイヤーと書きます。
 
 なぜ、1月6日迄クリスマスなのか、わかるお友だちはいませんか。ヒントは、マタイの福音書(ふくいんしょ)2章にあります。そこには星に導かれて東方からはるばるやって来た占星術師(せんせいじゅつし)(星についての専門家)のことが書かれていますね。
 
 伝説によれば、三人はガスパル・メルキヨル・バルタッサルと言う名前です。なぜ、三人なのかといえばイエスさまの所に持っていった宝物が「黄金(おうごん)」・「乳香(にゅうこう)」「没薬(もつやく)」であったので、一人がひとつずつ持ってきたと考えて、三人ということになっています。
 
 これらの宝物は「占星術師」が本当に大切にしていた宝物でした。クリスマスはイエス様の誕生をお祝いする時です。そしてみんなにとっては親しいお友達や家族の人たちにプレゼントをしたり、プレゼントをもらう時かもしれません。クリスマスに読まれる有名な物語りに、『クリスマスキャロル』という物語があります。とっても美しい物語です。そこには、本当のクリスマスの意味が書かれています。
 
 私たちは、本当のクリスマスを祝っていますか。「占星術(せんせいじゅつ)」の人たちは、自分の宝物をイエスさまに献げました。
 その日が1月6日です。そのため教会は、この1月6日を「公現日(こうげんび)」として大切に守って来ました。たくさんのプレゼントを神さまからいただいている私たちに出来ることは何ですか?
 
 みんなで考えてみてください。 新しい年が神さまによって祝福(しゅくふく)されますようにお祈りしています。

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